📊 仕分けのルール(命題 vs 条件)
第3章 1節 前面解説
💡 「命題(めいだい)」とは?
誰が見ても、今すぐ「正しい(真)」か「間違っている(偽)」の白黒がはっきり決まる文や式のこと。
解: 「 $3$ は奇数である」 ⟹ 真の命題
解: 「 $10$ は $3$ の倍数である」 ⟹ 偽の命題
※ウソの主張でも、はっきり「ウソ(間違い)」と言えるので数学では「命題」と呼びます!
💡 「条件(じょうけん)」とは?
$x$ や $y$ などの文字が入っていて、「その文字に何を入れるかによって、正しくなったり間違ったりするもの」(=今はまだ真偽が保留されているパーツ)。
解: 「 $x = 3$ 」 ⟹ $x$ が $3$ なら正しいが、 $5$ なら間違いなので 条件 となる。
📊 「ならば( $p \implies q$ )」の真偽ルール
第3章 2節 前面解説
🟢 「真(正しい)」と判定する基準
$p$ の条件を満たすものは、「いつでも・絶対に・100%」 $q$ の条件も満たすということ。
例:「東京に住んでいる $\implies$ 日本に住んでいる」 ⟹ 例外なく100%正しいので
🔴 「偽(間違っている)」と判定する基準
$p$ を満たしているのに、 $q$ になっていないケースが「たった1つでも」あるということ。
★ 偽のときは「反例(はんれい)」を出そう!
「成り立たない例外(ウソの証拠)」のことを反例と呼びます。偽のときは必ずこれを1つ答えるのが数学のルールです。
例:「日本に住んでいる $\implies$ 東京に住んでいる」 ⟹ 「大阪に住んでいる人」という例外がいるので (反例:大阪在住の人)
📊 迷わない!必要・十分の「範囲(集合)ルール」
第3章 3節 前面解説
💡 日本語の「〜ならば」で考えると頭がごちゃ混ぜになります。主語と相手の「条件の範囲(パターンの多さ)」を比べましょう!
必ず 【 範囲が狭い(小さい) $\implies$ 広い(大きい) 】 の向きに矢印が成り立ちます。
主語の範囲が「狭い(限定)」
十分条件

「それだけで、相手の広い範囲に入るには十分だから」と覚える!

主語の範囲が「広い(大雑把)」
必要条件

「相手を満たすための、大きな前提(土台)として必要だから」と覚える!

※ 範囲が「ぴったり同じ」 ⟹ 必要十分条件
📊 否定の2大鉄則(オセロとド・モルガン)
第4章 1節&2節 前面解説
💡 条件を否定する(裏返す)ときは、次の2つのルールを機械的に適用します。
🔥 鉄則1:不等号のイコールは「逆」になる!(オセロのルール)
元の式がその数字を「含んでいない」なら、否定した側にはその数字が「含まれる」ことになります。
「 $>$ (より大きい)」の否定 ⟹ 「 $\leqq$ (以下:イコールがつく)」
「 $\leqq$ (以下)」の否定 ⟹ 「 $>$ (より大きい:イコールが消える)」
🔥 鉄則2:「かつ」と「または」もひっくり返る!
全体を否定するときは、間のつなぎ言葉もオセロのように反転します。
「かつ」 の否定 ⟹ 「または」 に変わる!
「または」 の否定 ⟹ 「かつ」 に変わる!
📊 「すべての/ある」の否定 & 対偶のシンクロ特性
第4章 2.5節&3節&4節 前面解説
🔄 言葉のひっくり返しルール
「全員(100%)」の真逆は「誰もいない(0%)」ではなく、「1人でもいない人がいる(1%以上の例外)」になります。
「すべての〜」 の否定 ⟹ 「ある〜は…ではない」
「ある〜」 の否定 ⟹ 「すべての〜は…ではない」
⚔️ 最強の武器「対偶(たいぐう)のシンクロ特性」
「元の命題」と「対偶」の真偽(真・偽)は、絶対に100%完全に一致します!
元の命題が「〜ではない( $\neq$ )」などとなっていて考えづらいときは、すぐに対偶にすり替えましょう。「〜である( $=$ )」の形に化けるため、一瞬で真偽が見抜けるようになります!