📝 スライドデッキA:問題編
スライド1:問題(1)~(5)
【問題】 次の(1)~(5)の文や式について、「命題」であるか「条件」であるかを仕分けなさい。
(1)
「 $x = 3$ 」
(2)
「 $3$ は奇数である。」
(3)
「 $x$ は $2$ の倍数である。」
(4)
「 $6$ は $4$ の倍数である。」
(5)
「 $x = 2 \implies x^2 = 4$ 」
📝 スライドデッキA:問題編
スライド2:問題(6)~(10)
【問題】 次の(6)~(10)の文や式について、「命題」であるか「条件」であるかを仕分けなさい。
(6)
「 $x^2 - 5x + 6 = 0$ 」
(7)
「すべての実数 $x$ について、 $x^2 \geqq 0$ である。」
(8)
「ある実数 $x$ について、 $x + 2 = 5$ である。」
(9)
「 $x + y = 5$ 」
(10)
「 $2 + 3 = 10$ 」
🗂️ スライドデッキB:解答・解説編
スライド1:見分けるための「超・鉄則」
🔍 主役の文字( $x$ や $y$ )に注目します!
命題
⟹ $x$ が入っていない。
または、 $x$ が入っていても
「今すぐ真・偽(正しい・間違い)の白黒がはっきり言える」
もの。
条件
⟹ $x$ が入っている。
そして、
「 $x$ に何を入れるかによって、正しくなったり間違ったりするもの」
(=今は真偽が保留されているもの)。
🗂️ スライドデッキB:解答・解説編
スライド2:解説(1)~(5)
(1)
条件
解説:
$x$ が $3$ なら正しいですが、 $x$ が $5$ なら間違いになります。中身次第で変わるので「条件」です。
(2)
命題
【真】
解説:
$x$ などの文字が入っておらず、今すぐ誰が見ても「正しい(真)」と白黒つけられるので「命題」です。
(3)
条件
解説:
$x$ が $4$ なら正しいですが、 $x$ が $3$ なら間違いになります。 $x$ の値によって真偽が変わるため「条件」です。
(4)
命題
【偽】
解説:
ここが最大のつまずきポイント!
「6は4の倍数ではない」ので、この文は間違っています(偽)。しかし、「完全に間違っている」と今すぐ白黒つけられるため、これは「命題」になります。
(5)
命題
【真】
解説:
$x$ という文字が入っていますが、矢印( $\implies$ )で結ばれたことで、「 $x=2$ だったら絶対に $x^2=4$ になる」という1つの正しいルール(真)を説明する文になっています。今すぐ「真」と白黒決まるので「命題」です。
🗂️ スライドデッキB:解答・解説編
スライド3:解説(6)~(10)
(6)
条件
解説:
いわゆる「二次方程式」です。 $x=2, 3$ のときは正しい(真)ですが、それ以外の数字のときは間違い(偽)になります。 $x$ 次第なので「条件」です。
(7)
命題
【真】
解説:
頭に「すべての」がついたことで、特定の実数 $x$ に振り回される文ではなくなり、「どんな実数も2乗したら0以上になる」という1つの普遍的な事実(真)を言っています。白黒つくので「命題」です。
(8)
命題
【真】
解説:
頭に「ある実数(=1つでもあればOK)」がついたことで、「足して5になる $x$ が、世界に1つくらいは存在するよ」という事実(真)を述べる文になっています。はっきり「真」と言えるので「命題」です。
(9)
条件
解説:
$x$ と $y$ の組み合わせ( $2$ と $3$ など)によって正しくなったり間違ったりします。まだ真偽が確定していないので「条件」です。
(10)
命題
【偽】
解説:
計算は間違っていますが、誰が見ても「絶対に間違っている(偽)」と今すぐ白黒判定できるため「命題」になります。